おじいちゃんの語学留学

俺は英語がさっぱり分からない。何とか読むくらいはカタカナ英語で突破してきたが、会話はさっぱりだ。ディス・イズ・ア・ペンが限界の俺の英語は致命的だ。

この間も駅で道を聞かれたのだが、無言でグーグルマップで場所を調べて案内したくらいだ。話せないくせにお人よしと言われたらその通りかもしれない。

 

そんな俺の英語コンプレックスをポロっと話していると、上司が思い出したこのように言い出した。

 

4階の新入りのおじいちゃんは語学留学したらしいよ、と。しかもここに来るほんの数か月前だってさ。

 

おいおい!なんてファンキーなおじいちゃんなんだ!俺が今老人ホームの中でウジウジしているというのに、そのおじいちゃんは70歳にして留学だと!?

 

そりゃーもう俺はそのおじいちゃんの担当に立候補しちゃったよ。だって話聞きたいじゃん笑

 

その日のお昼ごはんから俺の担当になった。俺のイメージは黒く日に焼けた肌にサングラスだった。しかし何ということでしょう、どこをどう切り取っても日本感漂う紳士的おじいちゃんではないか。

 

おじいちゃんのギャップに戸惑いつつも、いつものように話題を振ってみる。

 

「○○さん、英語がペラペラだそうですね。」

スイッチオン!今回は俺の興味がありすぎてワクワクが止まらない。

 

聞くところによると、おじいちゃんも若い頃は英語が得意ではなかったらしい。

でも、老人ホームに入る前にやりたいことをやりつくすことにしたそうだ。その中にあったのが語学留学だったらしい。

 

日程の関連から留学期間は1ヶ月強くらいだったそうだが、フィリピンで楽しく英語を学べたそうだ。

 

その時参考にしたサイトがここらしい。

 

やっぱり語学は実際に使うことで身につくものらしく、若いほど身につくのも早かったって教えてくれた。

 

そんなことを聞いてたら俺も留学してみたくなってきた。

でも俺には嫁も子どももいるし、何よりこのホームの方々がいる。

 

これからはプチ留学としておじいちゃんに英語のレクチャーをしてもらおうかな。

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